日本でもすっかり普及した「VIO脱毛」ってどんなもの?

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「色の白いは七難隠す」ということわざがあります。
その意味は「肌の白い女性は容姿に色々な欠点があっても、それを補ってあまりあるくらい魅力的だ」ということ。

こんなことわざがあるくらい、女性のみずみずしい肌の美しさは男性を魅了します。

若い女の子が寒い季節でも肌を露出した服を着たりするのは、人の目を惹きつけるその魔力を知っているからでしょう。さらにスタイルの美しさを兼ね備えていれば、男性だけでなく同性でもつい視線を向けてしまいます。

周りの視線を浴びれば嫌な気持ちはしません。
「これからもっと肌を見せよう」という気になるでしょう。

ただ健康的で引き締まった肌をアピールするのは構いませんが、その時に注意したいのが、いつの間にか伸びているムダ毛の存在。

処理をしっかりしていないと見栄えが悪いですし、一旦みずみずしい肌に視線を向けた男性からも「あんなに見せびらかしているくせに手入れを怠っているのか」と軽蔑されかねません。

ただ、毎週のようにカミソリや毛抜きで自己処理するのは大変という女性も多いでしょう。そんな人にとってありがたいのは、プロが効率的に脱毛してくれるサロンやクリニック。テレビのCMも盛んに流れているので、いくつかの店名はすっかり世間でもおなじみです。

実は、脱毛がこれほど盛んになったのは近年になってから。以前は「特殊な針を毛穴に刺して電気を流す」という厄介な方法を取っていたこともあり、費用も安価とは言えませんでした。そのせいで「カネとヒマを持て余した中年女性がおこなうゼイタクな美容法」というイメージがつきまとっていたのです。

しかし最近ではレーザー技術を応用した脱毛機が発明され、施術料もグッと下がりました。
新規オープンする店も多くなり、初心者を取り込もうと各店舗がしのぎを削っています。

また、脱毛のターゲットとなる部位も以前より増えました。昔は夏場に露出するところ(ワキや脚)が施術パーツのメインだったのですが、現在では腕や顔、それに「VIO」という部位が人気を集めています。

それを聞いて「え、VIOって体のどこの部分?」と驚く女性もいるでしょう。確かに脱毛人口は拡大しましたが、サロンや専門クリニックとはほとんど縁のない人もまだまだ多いのですから当たり前です。

そこでこのサイトを立ち上げてみました。VIO脱毛に関する基本的な紹介をおこない、あわせて脱毛一般のトピックもいくつか解説しています。

「VIO」って一体どこの部位?

「VIOとは何でしょう?」と聞かれて、「コンピューターのブランド名」と答える人がいるかもしれませんが、もちろんそれは違います。実は美容界で「デリケートゾーン」と呼ばれる部位、つまり女性器やお尻の周辺のこと。

V、I、Oはそれぞれ——

・Vライン(股間前面のデルタ地帯で、いわゆる「ビキニライン」)
・Iライン(女性器に沿った両サイドの帯状部位)
・Oライン(肛門を中心点とした半径2センチほどの円形部位。別名「ヒップ奥」)

をあらわしています。

つまり、各パーツと形状の似たアルファベットがあったことから「VIO」とされたので、別に特殊な用語の略ではありません。

というわけで、「VIO脱毛」はアンダーヘアーの脱毛を指します。

そしてそれに関連して「ハイジニーナ」という言葉もあり、これはVIOすべてをツルツルの無毛状態にすること。

「外国のセレブの間でアンダーヘアーの脱毛が流行」というニュースが日本に入ってきた時、その呼び名は「ハイジニーナ脱毛」でした(現在でも、VIOと言わず「ハイジニーナ脱毛」という呼び名にこだわっているサロンや医療クリニックもあるようです)。

その時は、美容に関心のある女優やモデルが実践している風変わりな脱毛、というイメージがあったのですが、それから月日が経ち、いまでは日本でもすっかり定着してしまいました。

「これから脱毛したい」という女性に「1番施術したい部位は何?」と聞くと、ワキに続いてVIOが2位になることが多いようです。

ただ上で記したようにVIOは3つの部位を合わせた呼び名なので、実際の脱毛にあたってはそれぞれ個別に施術することもできます。

Vライン脱毛の定番デザインとはどんなものか?

Vラインは、VIOの3つのパーツのなかでも、特に施術希望が集中する部位です。

欧米ではハイジニーナがポピュラーなので、Vラインも徹底的にツルツルにしてしまう女性がかなりいます。しかし、日本ではまだまだツルツル状態には抵抗があるらしく、たいていの女性が一部のヘアーを残すようです。

その場合、「残ったヘアーをどんなデザインにするか」が問題となります。

サロンやクリニックでは、以下のように定番デザインを何種類か用意しています——

・逆三角形

定番デザインの中でも1番ポピュラーなもの。とても自然に見えるので、「『いかにも脱毛した』というデザインはイヤ」という女性にはピッタリでしょう。

・オーバル型

オーバルというのは英語で「楕円」を指します。ナチュラルさには欠けますが、丸みを帯びた可愛いらしさがあり、女性らしさをアピールできるというので人気があります。

・Iライン型

細い帯状にアンダーヘアーを処理します。定番デザインの中でも1番大胆なものでしょう。きわどい下着や水着を楽しみたいという女性には最適。また足の付け根が切れ上がった印象になるため、脚線美を強調したい人にも向いています。

・Uライン型

「逆三角形」をアレンジし、角張った縁を柔らかい感じに処理したもの。自然な雰囲気を保ちながら脱毛範囲を広げたい、という人にピッタリです。

・スクエア型

「Iラインはきわどすぎてできない……」という女性がよく選ぶデザインです。ただ、やはりナチュラルな印象はないので、好き嫌いははっきりと分かれてしまうでしょう。

ちなみに、サロンではなくクリニックで脱毛してもらう人は、デザインはよく考慮した上で決めて下さい。

というのもクリニックのレーザー脱毛の場合、発毛機能は完璧なまでに破壊されます。一度脱毛してしまうともうヘアーは復活しないことがほとんどなので、変更がききません。

もし余りに奇抜なデザインにしてしまうと後々悔やむ場合もあるので、なるべくナチュラルにとどめておく方が無難です。

VIO脱毛の施術料は一体どれくらい?

脱毛してみたいと考えた時、まず最初に調べてみるのはその費用でしょう。

実は一口に「脱毛」といっても、色々なやり方があります。

たとえば、サロンと契約して光脱毛を受けるのか、医療クリニックを選んでレーザー脱毛を受けるのか。
毛の量が減る減毛でいいのか、完全な無毛状態にしたいのか。高額でも脱毛完了までの日数を少なくしたいのか、あるいはどこまでも安い料金にこだわるのか……。

それらの条件によって、料金にも少なからぬ差が出てきます。

ここではいくつかのケースに絞って、「VIO3つをすべて脱毛するコース」の費用を紹介してみます。

まず、サロンで施術を受ける場合。

有名サロンの料金は下の通りです——

毛を減らす程度にする

・ミュゼ
料金総額……116,640円[施術12回で、1回は9,720円]

・銀座カラー
料金総額……163,244円[施術12回で、1回は13,603円]

・ディオーネ
料金総額……103,680円[施術12回で、1回は8,640円]

徹底的に無毛状態にする

・ミュゼ
料金総額……174,960円[施術18回で、1回は9,720円]

・銀座カラー
料金総額……163,244円[施術18回で、1回は9,070円]

・ディオーネ
料金総額……165,240円[施術18回で、1回は9,180円]

続いてクリニックで施術を受ける場合。

有名クリニックの料金は下の通りです——

毛を減らす程度にする

・湘南美容外科
料金総額……60,750円[施術6回で、1回は10,125円]

・アリシアクリニック
料金総額……61,900円[施術5回で、1回は12,380円]

・リゼクリニック
料金総額……98,800円[施術5回で、1回は19,760円]

・城本クリニック
料金総額……92,700円[施術5回で、1回は18,540円]

徹底的に無毛状態にする

・湘南美容外科
料金総額……82,620円[施術9回で、1回は9,180円]

・アリシアクリニック
料金総額……92,880円[施術8回で、1回は11,610円]

(リゼクリニックと城本クリニックは、8回、9回のプランなし)

こうして比較していくと、サロンの方は回数が多いためにかえって割高に。普通高いとされるクリニックの方が格安なのがわかります。

特に湘南美容外科がリーズナブルなので、VIO脱毛してもらうならここが有力候補でしょう。

VIO脱毛は痛い?

あるアンケートによると、VIO脱毛の施術時に痛みを感じた人は、全体の90%にものぼりました。つまり、ほとんどの人が「痛い」と思いながら施術してもらったわけです。

なぜVIO脱毛が痛いのかと言うと——

・デリケートゾーンは他の部位に比べて皮膚が薄い
・生えているヘアーが太い

という2つの特徴のせいです。

施術時には毛根に熱を加えます。そのため、どうしても毛穴が火傷に近い状態になるのですが、皮膚が薄いとその痛みを他の部位よりも感じやすくなります。

またへアーが剛毛の場合はそれだけ毛根も大きくなります。そんな毛根が高熱に包まれると、その毛穴に接する面積が広くなるため、痛みを感じる度合いが高くなるわけです。

なお、脱毛サロンと医療クリニックでは施術に使われるマシンが違っており、それが施術時の痛みにも反映されています。

医療クリニックでは一般的に「レーザー脱毛」がおこなわれています。これはダイオード、ヤグ、アレキサンドライトといったレーザー光を使う脱毛方法で、いずれも照射パワーが強烈。肌の奥にしっかりと到達して徹底的に毛根を破壊します。その代りに痛みがまた激しくなるわけです。

一方、脱毛サロンでは「フラッシュ脱毛(光脱毛)」による施術が主流。そしてマシンの種類によって、IPL脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛、ハイパースキン脱毛の4つに分けられます。

これらの脱毛方法は、いずれも使われる光線がレーザーよりも弱いために痛みが軽微ですみます。そのうちでもとりわけ痛みが少ないのがハイパースキン脱毛です。

これは毛穴の内側のパーツである毛包を熱し、その周辺に存在するバルジ領域にダメージを与えるというもの。これまでよく使われてきたIPL脱毛よりも照射パワーが抑制できるため、痛みがさらに少なくなっています。

もしどうしても痛みがイヤだったら、このハイパースキン脱毛での施術を選んでみましょう。

トラブル回避のためにも施術後は肌をケアしよう

サロンや医療クリニックでは、マシンで脱毛をおこないます。

現在メインとなっている機械は、レーザー系のライトを肌に直接当てるもの。このライトは肌を素通りし、メラニン色素を含有する毛と毛根部位だけにダメージを及ぼします。

この時、毛根は高熱に包まれるので、その毛穴も軽い火傷を負うことになります。

するとその周辺の肌も乾燥してしまい、バリア機能が一時的に弱体化します。そうなるとかゆみや赤み、そしてむくみといった症状が生じやすくなります。

それだけならまだマシですが、その部位を爪で掻いたりすると菌が侵入し、もっと重篤なトラブルの元凶となります。

特に気をつけたいのが毛嚢炎です。これは菌が毛穴から入って炎症となったもの。見た目が赤くブツブツしているために、よくニキビと間違われます。

炎症は軽微なので、かゆみも痛みも生じないのが普通です。放っておいても、1週間くらいで自然に治ってしまいます。

しかし毛穴の深部に感染が達すると、徐々にふくらみが大きくなっておできのようになり、かゆみや痛みが激しくなります。

症状が進むと慢性化し、何回も発症するようになるので注意が必要です。そうなると炎症の範囲も広がり、醜い痕が肌に残ることになります。

そんな厄介な事態を避けるためにも、施術後は入浴、飲酒、汗を伴う運動は避け、刺激に敏感な肌を守りましょう。

以上、VIO脱毛についての情報を色々紹介してみました。いかがだったでしょうか?

もし、頻繁にアンダーヘアを自己処理しているでしたら、ぜひ一度脱毛してもらうことをおすすめします。自己処理はとにかく皮膚に悪いので、深刻な肌トラブルを引き起こしかねません。

脱毛すれば股間が清潔になるばかりでなく、肌トラブルを未然に防止することができます。

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